kaito akimoto  
  


 
 
India diary

 

 


 

3月14日 南インド シバサミーの館


今日、特定された葉

3月13日の5時に起床し、成田へ車で向かう
ようやくインドに行けることとなった

昨年の10月ー11月ごろには出発しようと
思っていたのだが、自らの歯の治療を含めた体調不良、
それが改善され、渡印の準備を進めていた段階での
妻の父(私の義父の危篤の知らせ)であっと言う間に
予定より5ヶ月遅れとなってしまった
(皆様、本当にご迷惑及びご心配をおかけしました
改めてお詫びいたします)

相変わらず、義父の容態は悪く意識のほとんどない状態が
続いているがこれ以上遅れを出すことは無理に思われた

10:30に成田を発ち、経由地マレーシアで一時寄航
摂氏30度、むっとするような熱気にめまいを起こしそうである
チェンナイに発つ飛行機の待ち時間、2時間半の間
約7時間のフライトで凝り固まった体をほぐすために
意味も無く空港内を歩き回った

19:45チェンナイへのフライトに乗り換え
21:00ようやくインド・チェンナイへ到着
マレーシアの空港に比べると不快な場所である

出国手続きを終わらせ、荷物を受け取りタクシー
の運転手ラトラと合流
今回はチェンナイに用事がないので
強行して一気に館を目指す

一体、何時間、移動に時間を費やしているのだろう
アンバサダーと呼ばれる車種のタクシーに乗り
ヴァテイシュワランコイル・葉の館を目指す
これがまた長旅である
小休止や銀行に立ち寄ったりして約6時間
気を失うように寝てしまったり
妙な臭気や道路からの反動で何度も目を覚ます
星空だけは美しく、心が洗われた

轢かれそうな野良犬、乞食、ゴミ、歩き回る牛、排気ガス、臭気、相変わらずの場所である
常宿に着いたのは朝4時だった
一通り、荷物を整理しベッドに倒れこんだのは6時

目覚ましが7時半に私を起こした
どうにも起きられず、結局は8時にベッドを抜け出した

葉の館までは歩いて向かった
人影は少なかった
そういえば今日は水曜日、館は定休日だった
しかし、今日到着することは既に連絡済である
ナディを電話で呼び出してもらう

検索を行う態勢が整ったのは昼過ぎだった
約1年ぶりのインドである
久しぶりの検索に多少の興奮を覚える
一人目の新規検索、葉が特定されるのに
5バンダルを費やした

2人目、3人目と検索を進め
3人目の葉が特定されたのは
18:20だった

長い移動だったため疲労困憊していた
しかし仕事はまだ残っている
明日に控えたアートマ・シャンティ・プージャの僧侶に
対する贈り物を買うために村の商店へナディと向かい
かさ、祈祷用具、サンダルそれぞれ9人分を購入する

ようやくホテルへもどり一息ついた時には
21時近くだった

今回はネットへの接続の調子が悪い
用意していたものがうまく機能しない
ホテルのSTD(長距離電話)は不通
私のインド国内用携帯は不通
ホームページは更新できず悩みの種は
増えるばかりだ

一番高額となる日本の携帯でネットに接続し
メールの送信やチェックを行なう

明朝は5時おき、暑い海辺での祈祷が控えている

 

2007年3月15日 

5時40分に目覚ましがなる
昨晩は仕事を終えてベッドに入ったのが結局12時過ぎだった
それでも5時間ほどはまとまった睡眠がとれ体調が戻りつつあるようだ

今日の午前中の仕事はプーンプハールでのアートマ・シャンティ・プージャである
これは既に他界している魂に対して行なわれる祈祷である
その魂が輪廻転生の輪に入れず、宙をさまよっている状態、もしくは
シバ神の御足に到達できていない魂に対して行なわれるものである
簡単にいえば、成仏できていないということになるのだろうか

祈祷の場所や日付はアートマ・シャンティ・カンダムという特別章の中に指定される。
祈祷に一番適した日は、魂の命日をタミールの暦に換算したものである(1年に一回)
この日が無理な場合は、魂の命日の月の形状と同じ日に行なうことが適していることとなる。(月1回)

生きている人間の場合は、指紋を使って検索していくのだが、
既に他界している魂の場合、生年月日や没年月日を利用して
アートマ・ビシャラナ・カンダムを検索する
指紋は必要ない
アートマ・ビシャラナ・カンダムでは他界した魂の現在の状態が記される
輪廻転生を得ているか、生まれ変わっているか、成仏して神の御許に達しているか等である。
特に事故死や早期に亡くなっている魂の場合、過去世との関連で、何故その魂が死に至ったか等が記されている
このカンダムの中で魂が成仏できずに未だにこの世を彷徨っている場合、アートマ・シャンティ・カンダムを参照し、
その魂を成仏させるため、いつ、どの場所でアートマ・シャンティ・プージャを行なうのかを調べ、そのうえで祈祷を行なう

指定を受けた場所はPOOMPHURという場所である
ここは聖なる河のひとつカウベリ河とベンガル湾が交わる場所である
行き場を失った彷徨える魂はこの場所に集まると言われているようだ
またこの場所は数年前、津波の被害にあった場所でもある
僧侶が祈祷に必要な品々を用意し、砂浜の上で行なうこととなる

ホテルを出発したのは6時過ぎ、途中、寺院に立ち寄り祈祷を執り行ってくれる僧侶とアシスタントをひろう。

プーンプハール、海岸に着いたのは8時近くだった。
快晴である。暑くなりそうだ

僧侶とアシスタントは早速準備にとりかかった
私はといえば、手にツボをもって海に向かった
沐浴をし、体を海で清め、祈祷に備えるためである
今朝は祈祷のため食事を制限されているため空腹である。
海の中で体を清めた後、ツボに海水をひとすくいする。
この海水は聖水として祈祷に使われる。

亡き魂の写真を僧侶に渡し、8時過ぎ、祈祷が始まった。
気温はぐんぐん上昇している。
上半身裸で祈祷に望むため、肌が焼けてくる。
僧侶が唱えるサンスクリットのマントラの吟唱と波打つ音が心地よい。
亡き魂が然るべき場所に還れるように心で祈る。

この僧侶には何度かこのアートマ・シャンティの祈祷をお願いしているのだが
彼のいいところは決して手抜きをしないところにある。
それどころか回数を重ねるごとに、見たこともない工程が加えられていたりする。
とても信用のおける僧侶である。


祈祷は様々な工程を経て約2時間にわたった



 









祈祷が終わる2時間のあいだ僧侶はマントラを吟唱し
魂が還れるよう力を尽くしていた
いつも彼の真摯な姿勢には感動させられる
こちらのほうは照りつける太陽に肌がじりじりと焼かれ
参りそうである

祈祷後、僧侶は
「もう魂は大丈夫だ、還るべき場所にもどったよ、心配ない」
と微笑んだ

ホテルの部屋に戻ったのは
12時過ぎだった
水浴びをし、海水を洗い流し、火照った体を冷ます
30分ほど仮眠をとり、葉の館に14時過ぎに赴いた

新たに2名分の葉を特定し、ホテルに戻ったのは19時近くだった

午前中の祈祷で疲れ果て、日記も書けないまま眠りについた

 

3月16&17日  シバサミー

ひたすら検索

3月18日    シバサミー〜ガネーシャの葉

ガネーシャの葉 検索

3月19日    シバサミー〜チェンナイ

検索、最後の一人
チェンナイへ

3月20日 チェンナイーオーロヴィルーシバサミー

16日〜20日の日記 COMING SOON

3月21日 シバサミー

ホテルでインド式朝食をとったあと
QPさん、OZさん、KKさんを従えて館へ
彼らは以前、館と日本をネットでむすび
オンライン検索をした人たちである

ナディもネットのオンラインで検索したQP、OZさんに会えて
うれしそうである
若い女性ということもあり、いつもの倍、親切である

OZさんは13章の巡礼を自ら行なうこと
QPさんは13章の巡礼を私が代行で終わらしているので
コチャラ・シャンティを開き、それに書かれた巡礼を行なうこととする

彼らの滞在日数が少ないということで
ナディは早速、コチャラ・シャンティのバンダルを運んできた
目当ての葉の1枚をすばやく探し出す

「ペール イルカ?」(名前は書かれているかい?)
「アー、イルク」(あー、あるよ)
そしてQPさんを自分のとなりにおき、
QPさんの名前、父、母、3つの名前をすらすらと読み上げる
思わず、おっーと自然と声がもれる
やっぱりいちいち書いてあるんだなー
とあらためて感心する

QPさんがコチャラ・シャンティで巡礼すべき寺院の名前を
教えてもらい、これで今回のすべての巡礼すべき寺院とフリーミール
等のすべてがそろった

その後、1時間ほど、OZ、QPさんから葉の内容に対する質問が
ナディになされ、ナディは1章の小冊子のタミール語を見ながら
解説をしていく
OZさん、「あなたが〜才のとき、遠い地へ(海外等)行き、霊的指導者より祝福を得るだろう」
ちょうど、まさに今だね・・といった感じである

QP、OZ、KKさんの滞在日数が少ないこともあり
早速、巡礼に出ることになった

まずは
THIRUMANANJERRY へ
アンバサダー・タクシーに案内を行なうナディ一人を乗せ
合計6人で1時間ほどかけて寺院へ

この寺院は縁結びのような役割を持つ寺院である
良縁を持ちたい人・結婚したい人や新婚さんが祈祷に訪れる
QP、OZさんにとっては初インド
興味深げに祈祷に参加していた

一旦、宿に戻り約1時間の休憩後
KANJANUR へ
この寺院は金星を主神に祭る寺院である
アビシェーカムを祈祷してもらう
QP、OZさんはアビシェーカムを初体験
徐々にインド文化に触れていく

(KANJANUR)

祈祷後、館の隣町、マイラールドゥライに立ち寄り
45人分のサリーを購入する
今回の13章の救済法では
9人のスマンガリに対するフリーミール・・・
という記述が5人の中に出てきた
そのため、フリーミールの日に備えて
サリーを購入しておく

宿に戻ったのは21時近くだった

 

3月22日 シバサミー 巡礼2日目

タクシーは約束どおり、AM7時半から待っていた
時間通りである
珍しいこともあるものだ

SURIYANARKOIL へ
この寺院では9つの惑星神に対して、アルチャナとアビシェーカムを行なう
9つの惑星とは太陽、月、火星、水星、木星、土星、金星、惑星ケートゥ、惑星ラフー
である。
最後の2つは不可視であるが占星学上、人間の運命に大きな影響を与えると考えられている。
ちなみに海王星、冥王星は地球からの距離が遠すぎるため、運命に影響しないと考えられている。
9時ごろにSURIYANARKOILに着いたのだが
アビシェーカムは10:30からだと言われ、1時間近く待つように言われた。
それでは時間がもったいないため、途中で目にしたサリーの手織り村を見学することにする。
その職人技に感動し、その職人が作ったサリーのある店を訪れる。
やはり値段の高いものほど、目を惹かれるものがあった

10:30 SURIYANARKOILに戻る
アビシェーカムを開始する
まずガネーシャ神にアルチャナを祈祷し
中心の祠に移り、シバ、パールバティ女神、太陽神、そしてそれに対座に位置するように配置されている木星神に対して祈祷を行なう。
その後、中心の祠をでて、中心の祠を取り囲むように配置されているひとつずつの惑星神それぞれにアビシェーカムを祈祷していく。
僧侶がご神体にマントラを唱えるあいだ、祠のかたわらでは、アシスタントを勤める僧侶が神々を称える唄を吟唱している。
なんとも心地のいい、響きである
彼のCDが欲しいくらいだ。
彼こそがこの祈祷の主役であるといってもいいくらいである。
祈祷は約1時間近くにわたった。
その後、祠のまわりを9周歩き、無事に祈祷を終わらせた。

SURIYANARKOIL の山門(ゴープラム)には
サドゥーが17人ほどいる。
実は祈祷のためにこの寺院を訪れたときそれを目にし、不意に思い出したことがあった。
そういえば、1人の13章の救済法のなかで、9人のサドゥーに無償で食事を提供せよ・・
という指定がなされていた。
過去5年ほど毎回フリーミールを行なってきたが、私の体験としてはこの記述は珍しい。
フリーミールは主に、子供たちや障害をもつ子供たち、そしてスマンガリに対して行なわれる。
それはともかく、せっかくサドゥーが目の前にいるので祈祷後、フリーミールを行なうことにする。
急遽、境内にサドゥーを呼んでもらい、13章のなかで指定されたようにフリーミールを行なった。
9人という指定だったのだが、結局は17人分振舞うこととなった
人数が少ない分には問題だが、多い分には問題ないだろう。

それにしても暑い、SURIYANARKOIL をあとにしたのは13時すぎだった。
予定ではさきほどのサリーショップを再度訪れる予定だったのだが、暑さでKKさんがやられてしまい、宿に戻ることとなった。

車のなかでは皆、右に左に前に後ろに運転手をのぞく5人が船を漕いでいた。
結局皆暑さにやられていたのだ。

午後は MANGAIMADAM と THIRUNANNGUR へ巡礼予定である。
つづく・・・・

 

 


SURIYANARKOIL のサドゥー

3月22日 シバサミー 午後

宿の部屋に戻り、2時間ほどの休憩時間のあいだ
大急ぎで日記をしたためる

日記をメールで送信し、THIRUNANGUR へ
この寺院はとてもこじんまりとしたお寺で、村の寄り合い所のような雰囲気をもっている。
ご神体である主神ガネーシャはその昔地中から自動的に浮かび上がってきた・・・
との不思議ないわれをもつものである

特に地方から観光客等が訪れるわけではなく
その村の生活に根付いた信仰の場所といった雰囲気である
私の好きな寺院のひとつである。
人々の騒々しさがないのがまたうれしい。
この寺院では和やかな雰囲気のなか、僧侶にアビシェーカムを祈祷していただく。

祈祷が終ったあと、プラサーダを近所の子供たちにふるまい喜んでもらった。
素朴な感じがとても素敵だった。
僧侶から「寄付金が足りなく、ガネーシャ神が満足していない」と耳元でささやかれたが
十分にお礼はしているし、毎回のことなので言っている意味がわからないふりを繰り返し、にこやかに寺をあとにした。

その後、MANGAIMADAM へ
夕暮れ時となり、ようやく過ごしやすい気温となった
この寺院ではいつものイケメン僧侶にサガストラーナマ・アルチャナを祈祷してもらう。
この寺院もお気に入りのひとつで、まず僧侶の人柄とご神体であるビシュヌ神の迫力がなんともいい。
日がゆっくりと暮れていく中、僧侶の読経に耳を傾け、ご神体をながめていた。
無駄な喧騒や人々の邪悪な想念もなくとても心地のいい祈祷だった。

 

3月23日 シバサミー

今日も忙しい1日だった
QP、OZ、KKさんは MAILADUTHURAI の寺院へ巡礼にでかけた
私はQP、OZさんのプラシュナの質問を携え、館に赴き、ナディに翻訳してプラシュナ・カンダムを依頼した。
その後、いくつかの細かな用事を進めながら、館長であるシバサミー氏の手があいたところを見計らって久しぶりにディスカッションを行なう。
熱中している内にあっと言う間に時間が経ち、
QP、OZさんのそれぞれの13章、コチャラ・シャンティの救済法のフリーミールの時間となってしまった。
今日、フリーミールに訪れた学校はとても小さな学校で全体でも生徒数が50人ほどしかいない。
どうやらナディが子供時代に通っていた学校のようだ。
先生のことをとてもよくきく子供たちで先生のまえではこちらが拍子抜けするほどとても静かにしていた。

このフリーミールはQPさんのコチャラ・シャンティのものなので彼女を中心として子供たちに配膳していく。
館のナディたちも協力体制で子供たちに食事を振舞った

その後は我々も同様の食事をスマンガリとともにいただく
これはOZさんの13章の救済法に指定されたものなのでOZさんに配膳をしてもらう。
その後、スマンガリらにサリーや幸運な品々を贈り、
フリーミールを無事に終えた
和やかな雰囲気の学校で有意義なフリーミールであった。

昼過ぎ、一旦館にもどり30分の休憩をとる
その後、館に赴きプラシュナの解説をしてもらう
プラシュナとは依頼者の5つの自由な質問に対する返答が葉に記されているものである。
ナディが葉に記されたことを読み上げ、アシスタントが小冊子に記入していく
その作業のあいだ、じっと待つ。
小冊子への書き写しが終わり、ナディが通訳を部屋に呼んだ。
いよいよプラシュナのリーディング開始である。

シバとパールバティの冒頭の部分から始まり、生まれた時点の惑星の配置、プラシュナが開かれた時点の惑星の配置が語られていく。
そしてとうとう、5つの質問に対する返答がはじまった
そのOZさんのプラシュナに対する返答は私の予想を完全に翻すものだった。
えーっ、と思わずうなってしまうようなものであった。
まったく意図していなかった返答があり、なるほどそうくるのかー、と感心してしまうものであった。
OZ、KK、QPさんがインドに入国し、今日までおよそ意図したスケジュールどおりに
事を運んできたが、とうとう見えない世界からの人間の意図を超えた力が働きだし、我々の力の及ばない領域に足を踏み入れた瞬間だった。
今後は導きによって流されていけばよい・・と感じた瞬間だった

プラシュナが終わったところで、VAITHISWARANKOILへ巡礼にいく。
昨日の午後の寺院とはうってかわったにぎやかさで、寺院の規模も大きい
この村のどこにこの数の人間がいるのだろうかと思うほど、活気にあふれていた。
ガネーシャ神、シバ神、パールバティ女神、スブラマニア神にアルチャナを祈祷し、
その後、ダンヴァンドリ、クジャ(火星神)に対するアビシェーカムを行なっていく。
結局、すべての行程を終えるのに2時間半ほどの時間がかかることとなった。
寺院をあとにしたのは21時近くだった


VAITHISWARANKOIL 

 

3月24日 シバサミー

本来の予定では昨日開くはずだったQPさんのプラシュナを開く

彼女の人柄がにじみ出るようなプラシュナであった
しかし最後に予想外の事が起きた
最後にこれまで行なったコチャラ・シャンティの巡礼以外に
ティルバンナマライで巡礼を行なえ・・・というものだった

実は昨日のOZさんのプラシュナでも
トリッチーでの巡礼を行なうように・・・との指定があった

これらはおそらく2人がインドを直接自らの足で訪れているために
処方された救済だと思われた

しかしこれら2つの寺院はシバサミーの館からみて
北と南の両極に位置している
両方の寺院共に距離も遠く、片道5−6時間は覚悟せねばならない。
彼女のたちのインド出国の日程、それまでのスケジュールを考えると
かなりハードなものとなりそうだ
しかし、我々の予想がつかない霊妙な導きが感じられたプラシュナだったので
やはりここはQP,OZさんに頑張って巡礼をしてもらうというのが
自然の流れだった

タクシーの運転手やナディに何が最も無駄のない方法かを検討する
結局、QP、OZさんにはそれぞれ同時に北と南に別れ巡礼に行ってもらうこととする
インドがはじめての2人にとっては精神的負担があるかもしれないが
館からナディが一人ずつサポートにつくということで話がまとまった

私と巡礼のないKKさんは、QPさんの向かうティルバンナマライ組に同乗し、経由地のポンディッチェリーで下ろしてもらうこととなった
昨日、完成した護符を受け取っていたので、支払いのために銀行に寄るためだった

14時ごろ、宿より2台のタクシーを用意し
片方には運転手ラトラ、ナディ(グルジ)、私、KK、そしてQPさん
もう一台には、運転手、OZさん、ナディ(ティル)が乗り込み
北と南に分かれて車は走り出した
約2時間半後、私とKKさんはポンディの銀行前で車を降りた
QPさんとナディ(グルジ)を乗せた車はティルバンナマライに
むけて走り出した

OZさんとQPさんにとって、ある意味霊的な一人旅である
ときおり北と南に分かれた二人には携帯で連絡をいれた
おそらく2人は様々な想いを抱えながら巡礼をしていることだろう
はじめてのインドでナディと寺院に向けて片道6時間あまりをひた走るのだ
しかし見えない世界に導かれたこの巡礼は2人に大きな影響を及ぼすことだろう

シバサミーの館の宿に皆が合流したのは朝2時だった
ちょうど、それぞれ12時間の旅をしたこととなった

皆、それぞれの部屋のベッドに倒れこんだ
しかし信じられないほどに順調な流れだ

 

3月25日 シバサミー〜ポンディッチェリー

私は9時に館に赴き様々な用事をこなしていた
10時過ぎ、QP、OZさんが館に到着
かなり熟睡していたようだ
OZさんの追加の章をナディにリーディングしてもらい
OZ、QPさんのすべての仕事を終えた

ナディのティルとシバサミーに対して、それぞれ2人から
ナディギフトを行なってもらいコチャラ・シャンティ、13章、巡礼フリーミール
とシバの葉の旅は完結した

ナディの家で昼食をご馳走になり、完成した護符等の清算をホテルの部屋で
済ませポンディッチェリーに向かった
本来の予定ではサイババのアシュラムを訪れる予定だったのだが
QP、OZ、KKさんの体調等を考慮しポンディのきれいな場所でリラックスすることとした

QP、OZさんは最後のナディとの別れのとき、多少ウルウルときたようである
ウルルン滞在記のような雰囲気である
思い起こせば私も始めのインドでは彼女らと同じような感情を抱いていた

ポンディへ向かう途中、車が故障し、立ち往生、別のタクシーを調達することとなった。
ポンディに着いたのは21時すぎだった

 

3月26日 ポンディッチェリー

目覚ましをかけぬまま、自然と体が起きる時間に目を覚ます
ポンディでの移動にはスクーターが便利だ
遅めの朝食をとっているあいだに、門番に
スクーター2台をレンタルしてきてもらう

このホテルのマネージャー、一見インド人とは思えない
上流振りを身につけた女性なのだが、彼女は
日本の麻布で2年間留学していたらしい

新聞をもってきて、日本で昨日、地震があったと教えてくれた

朝食を終え、OZ、QPさんにアーユルベーダのマッサージを
経験してもらうため、さきほどのマネージャーに教わった
アーユルベーダのマッサージセンターに向かう

私とKKさんが1台、OZ、QPさんが1台のスクーターに乗り込み
それぞれ2けつで海沿いの街中をスクーターで駆け抜ける
OZさんは、はじめはスクーターの運転に戸惑っていたものの
数分後には、交通ルール無用のインド人の合間を縫って
スクーターをたくみに操っていた

マッサージセンターの場所がなかなかわからず
途中、現地の人に聞いたりするのだが
なんとなくしか場所がわからない
あてずっぽうに走っていると大きな看板を発見
受付には小顔で珍しいほどの美しい女性が立っていた
マネージャーに教えられた場所ではないのだが
清潔でよさそうな場所なので午後からの予約を入れた

一旦、ホテルに戻りチェックアウトする
荷物の移動やパッキングが面倒なので
もう少し滞在したかったのだが、かなりの人気ホテルらしく
既に予約で延泊できないとのことだった

KKさんとインドのガイド本をめくりながら
どこに泊まるべきかリサーチをする
KKさんが目をつけたのは、今のホテルから歩いて数分のところに
あるゲストハウスだった
早速、リサーチに訪れる

これがまた素晴らしく落ちつける雰囲気をもった
ゲストハウスだった
経営者はおそらくフランス人であろう
フランス語、英語、タミール語をたくみに操る女性であった
タイミングよく6部屋のうちの2部屋がちょうど空いており
すぐにチェックインすることにする
しかも昨日までのホテルよりも安い

QP,OZさんは昨日までの巡礼疲れがでているはずなので
ゆっくりと休んでもらわなくてはならない

荷物をゲストハウスに移し、しばしのあいだ休憩する
本当に落ち着ける宿である
いままでインド内で様々な場所に泊まってきたが
ナンバーワンである

休憩後、スクーターに乗り込み
マッサージセンターへ
4人それぞれ、全身プラスマッサージ+シロダラというマッサージをお願いする

終わってからの感想を聞いてみると
私は男性のマッサージ師が女性は女性のマッサージ氏が担当するのだが
女性のほうは、さきほどの小顔の美人がマッサージを行なうらしいのだが
彼女がマッサージの始めから終わりまでの90分間延々と唄を歌うらしい
これがなんともいえないほどに素晴らしいようで
マッサージ以上に3人とも感動していた
どうやら祈りの唄を歌っているらしい
彼女のCDがないのか冗談半分に聞いてみたが
もちろんないとの事だった
次回はこっそりハードディスクに録音したいと思う
私自身も是非、聞いてみたい
おそらく心に染み入るような響きなのだろう
SURIYANARKOILの神々の唄を吟唱する僧侶を思い出した

 

 

 

3月27日 ポンディッチェリー

ゲストハウスで朝食を終えたあと
私にとっても初めてとなるオーロビンド・アシュラムをスクーターで訪れる
このアシュラムの中庭では大きな大理石の棺にオーロビンドとマザーが眠っている

棺のふたには色とりどりの花が飾られている
この棺には誰でも触れることができ、額を直接棺につけて
祈りを捧げることができる

これがまた、異常なほどに高エネルギーだった
脳の奥深くにずしりと響いた
OZ、QPさんも棺に額をつけて5分ばかり祈りを捧げていた
チャネリング体質のKKさんはオーロビンドから平和に
関するメッセージを受け取っていたようだ
私はとにかく怒りっぽいので、怒りを鎮め穏やかでいるようにとの
メッセージをKKさんから伝達された
怒りのエネルギーは平和とは反するものだ・・とのことだった
なるほど納得するしかなかった

アシュラムをあとにし、オーロヴィルに向けて
スクーターをかっとばす
OZさんもかなりスクーターになれたようで
こちらがスピードをあげても平気でついてくる
リキシャー、バス、自転車、人々の合間を縫い
ぴたりと背後につけてくる
たった一日で頼もしいものだ
オーロヴィルでは巨大瞑想ドーム
マトリマンディールの瞑想体験をQP,OZさんに行なってもらおうと
思ったのだが、内部の工事中とのことでそれは実現しなかった

この瞑想ドームの中には巨大なクリスタルの球体が
安置されており、これが瞑想に多大な影響を与える
私やKKさんの経験ではこの中で瞑想を行なうと
かなりそのときの意識が増幅するようだ

ポジティブな時にはポジティブなことが現象化し
ネガティブな時にはネガティブな事柄が現象化する
ある意味とてもおそろしい
インドを訪れた際にはみなさんにも是非
経験してもらいたい

マトリマンディールを外側から見物し
記念撮影などしたあと
数年前によく訪れてガネーシャ・ベーカリーでお茶をしたり
スクーターでオーロヴィル内を駆け回ったりして
午後を過ごした

 

3月28日 ポンディッチェリー

あまりにも快適な宿である
インドに入国してからの蓄積された疲労が
薄められていく

昨日と同様に午前中はオーロビンド
アシュラムに赴く
調布のチマッチオ神父、コルカタのマザーテレサ、
ポンディのオーロビンドとマザーはともに
現在は既に他界しているが、棺に安置された
棺からは今も生きているかのような霊妙な
エネルギーが流れている

今日はKKさんは昨日と違い、マザーからのメッセージを
受け取っていたようだ

私はしばしのあいだ心穏やかにし
霊妙なエネルギーを全身に浴びる
このアシュラムはとても静かで穏やかである

アシュラムをあとにし海岸線のおみやげ屋で
少しの買い物をしたあと
スクーターを返却し、最高のゲストハウスをチェックアウト
しチェンナイに向かった

チェンナイ市内に入り、よく立ち寄る
アーユルベーダの薬屋で依頼された15章指定の
薬を購入した

フライトの時間まで
数時間の余裕があったため
日本食レストランに立ち寄り
マスターと歓談する
久しぶりの日本食に胃が休まる気がした

OZ、QPさんにとっては
とても刺激的なインド初体験であっただろう
また彼らはいつの日かインドを訪れるに違いない
空港は団体客でごったがえしていた

チェックインのとき、どういうわけか
オーバー・ブッキングで我々日本人4人組は
エコノミークラスからビジネスクラスに
アップグレードされた

日本〜マレーシア間の飛行機と異なり
機種は古いものであったが
座席のゆとりには休まるものがあった

次の目的地はマレーシア・クアラルンプール
クアラルンプールでは仕事も友人も待っている

(現在、新規検索、追加検索依頼を終えています
館では葉から小冊子へのタミール語の書き写し、
小冊子から英訳へのタイピングの作業が進行中です

13章および、特別章で指定された巡礼は未完了です
13章で指定されたフリーミールも未完了です
これらはインドに再入国し、翻訳の回収作業とともに
継続して巡礼&フリーミールを行ないます
詳しい日程はメール・ホームページにてお知らせいたします)

3月29日 マレーシア クアラルンプール

COMING SOON




 
 


real co.
 
       
   

home | mail | sitemap


e-mail ニュース配信